このページでは、主に我が家の庭で実際に育てた経験をもとに、花色・香り・育てやすさ・樹形などからバラを探せるよう、品種レビューをまとめています。
「どのバラを選べばいいか迷っている」という方の品種選びの参考になればうれしいです。
あなたはどんなバラを探していますか?

投稿者:ロザリオン
栽培歴は、15、6年。いまだに試行錯誤の繰り返しで楽しみが尽きないです。
「バラのこと、少しずつみんなで一緒に知っていけたらと思います。」
縁側で庭の花を眺めるのが好き。いつの間にか、112品種のバラを育てました。2026年5月現在で86品種+品種不明(切り花の挿し木苗など)を栽培中。
Instagramでは育成の様子や開花リールも配信中♪👉 @rosalion_garden
🌹 花色で選ぶバラ品種
庭の雰囲気を決めるのが花色です。赤・白・ピンク・黄色など、実際に育てたバラを花色ごとにまとめました。
赤系のバラは、庭の中でもひときわ存在感があります。私が実際に育てた中では、クリムソングローリー、オデュッセイア、パパメイアンのような深みのある赤。トゲが気にならないなら、ムンステッドウッドなど。今、挙げたバラはどれも香りが強いです。
花形で選ぶなら、やはりイングリッドバーグマンが代表的です。

どのバラにも良いところ、ちょっと困るところがあります。実際に育てて感じたことを、できるだけ正直にレビューしています!
🔴 赤系のバラ
三大黒バラの親分です。パパメイアンは深い赤色ですが、中心部など濃く発色する箇所は限りなく黒に近い赤色です。香りも濃厚なダマスクの強香で有名です。世界バラ会連合の殿堂入りも果たしています。
パパメイアンと同じく殿堂入りを果たしているバラです。
香りはほとんど感じられませんが、赤バラの最高傑作と言われています。
我が家では必ず切り花にして玄関などに飾っています。
赤紫色の波状弁の花を咲かせるバラでは、人気のオディッセイアと肩を並べる品種です。
春一番にこの花を初めて見たときは、その美しさに本当に感動しました。
⚪ 白系のバラ
白バラは清楚な花色が魅力ですが、実際に育ててみると香りの強い品種もあります。特にボレロは、香り・花付き・育てやすさのバランスがよく、初心者にもおすすめしやすい品種です。
あと、花形の洗練さと強香を併せ持つヨハネパウロ2世は、夏も美しく咲いてくれるお気に入りの白バラです。
鉢を吊るして、枝垂れ咲かせるも良し、小ぶりなオベリスクに仕立てるも良し、どう配置しても絵になるコンパクトなつるバラのガラシャも魅力的です。
花形が気に入ったなら、迷わず選んで欲しいバラです。
強香・強健で夏も咲きますし、花形も崩れにくく、コンスタントに形の良い花を咲かせます。
純白で丸っこい花形がとてもお気に入りです。「雪の玉」とも呼ばれています。
秋は、純白の花びらにほんのり紅色が入ったりします。
🌸 ピンク系のバラ
ピンク系のバラは、淡い桜色から鮮やかなローズピンクまで色合いが豊富。やさしく可愛らしい雰囲気から華やかな印象まで、庭のイメージに合わせて選べます。
バラと言えば「赤」というイメージがありましたが、ピンク系のバラの品種数は本当に多いです。
それだけ魅力的ってことですね。
「ナエマ」は私が一番初めに育てたバラなので、かなり個人的な思い入りが入ってます。
ソフトピンクのカップ咲きの花。香りも強い。樹勢も強い。で言うこと無しです。
秋には、つぼみの色がとても濃く色づいて、毎年楽しみにしています。
サーモンピンクと呼ばれる花色で、オレンジからピンクのグラデーションが美しいです。
花持ちが良いので、切り花にも適しています。
上品な花形と中心部の濃いローズピンクからソフトピンクのグラデーションが印象的な強香バラです。
花は雨に少し弱いと感じます。咲くタイミングが悪いとシミが目立ってしまうこともありますが、
我が家では外せない品種です。
1点の曇りも無いローズピンク。雨にも強い。蝋細工を思わせるような艶のある花を咲かせます。
香りはほとんど感じられないですが、人気のバラです。
「コンフィチュール」はアプリコットからピンク色のグラデーション。丸っこいカップ咲きの花形が魅力です。香りも爽やかなフルーツとティ系で、かわいくて育てやすいバラをお探しならおすすめ。
育ててみてわかりましたが、つぼみが玉ねぎみたいでそれも魅力。花が咲くのが楽しみになります。
🟡 黄色・オレンジ系のバラ
黄色・オレンジ系のバラは、庭を明るく華やかに見せてくれる花色。やさしいクリームイエローから鮮やかなオレンジまで、実際に育てた品種を紹介しています。
ピンク、赤、白まで来るとバラ沼にはまり始め、黄色系が気になってきます。
もちろん、最初から黄色系に魅力を感じる方も多いと思いますが。
グラハムトーマスや、ベルロマンティカなどの明るく華やかな花もあれば、クリアオレンジの花に枝葉は銅色になる株姿全体が素敵なレディエマハミルトンなど、黄色・オレンジ系のバラも魅力的な品種が多いです。
冒頭にも書きましたが、オレンジ系でおすすめのバラです。
香りも強香。強いて言えば、花持ちが少し悪いかなと感じるくらいです。
我が家に一か所だけ配置しているアーチを、ローズポンパドールと二分しています。
ローズポンパドールと同じく、花付きが良く、毎年楽しませてもらってます。
強香なので、アーチをくぐると香りが感じられます。
🟣 紫系のバラ
紫系のバラは、青みを帯びた淡い藤色から深みのある赤紫まで、落ち着いた上品な花色が魅力。庭に大人っぽさやシックな雰囲気を加えてくれる、存在感のある品種を紹介しています。
この紫系、藤色系も外せないですね。紫なら、一季咲きのカーディナルドリシュリューは1年に一度だけあって、咲きっぷりが素晴らしい。ラプソディインブルーの濃い紫も捨てがたいですね。
藤色なら、大人気のリラや、強香のブルームーンなど。
大人気のリラです。育ててみて人気な理由が良くわかります。
丈夫で、花も美しく、春・夏・秋と花付きが良い。
夏の直射日光にはさすがに花びらの外側が茶色くこげてしまうので、夏は半日陰に移動推奨です。
🎨 複色・ニュアンスカラー系のバラ(ベージュなど)
複色やニュアンスカラーのバラは、花びらに複数の色が重なったり、咲き進むにつれて花色が変化したりするのが魅力。一輪ごとに違った表情を楽しめる、個性的な品種を紹介しています。
ベージュ系のバラは、えてして上品な雰囲気を持っており、切り花にして飾ると本当にオシャレです。
我が家では、主につるジュリアとエールがそれで、エールは花形も良しの花持ちが良しで切り花には絶好。ジュリアは花開いた時のシベがとても美しく、変化が楽しめてやっぱり切り花候補から外せない品種です。
クロードモネと迷いましたが、私はこの「マルクシャガール」を選びました。
シャガールの方が、花が少し大きいと感じます。ピンクとイエローの花模様が芸術的です。
「エール」の特徴は、ベージュピンク色です。ベースにうっすらピンクが入っています。
花が大きく咲いてくれた時ははっきりわかります。個性的で上品です。切り花ではジュリアとベストマッチします。
🌿 香りで選ぶバラ品種
バラの大きな魅力のひとつが、品種ごとに異なる豊かな香りです。
実際に育てて感じた香りの強さや印象をもとに、**強香・中香など香りを楽しめるバラをまとめました。**お気に入りの香りを見つける参考にしてみてください。
実際に育てて感じた香りを中心に、代表的な香りの系統ごとにまとめています。
品種によって、複数の香りが重なって感じられるものが多いです。
🌹 ダマスク系の香り
「バラの香り」と聞いてイメージしやすい、華やかで濃厚な香り。甘さの中にも気品があり、いかにもバラらしい芳醇な香りを楽しめるタイプです。
この香りはやっぱり早朝の開いたバラの花に顔を近づけて直接感じてもらいたいです。
バラを育てている方の唯一の特権です。
ダマスクの強香バラは沢山あるのですが、庭に植えて育てることを想定して、香りを優先するなら、つるクリムソングローリーがおすすめ。
そばを通るだけで香ってきます。花も深い赤でアンティークな花形がとても気に入っています。
春・夏・秋と良く咲きます。
鉢植えでコンパクトに育てたいと考えている方にはとてもおすすめの強香赤バラです。
パパメイアンや、クリムソングローリーのコンパクト版です。
ダマスク系のカテゴリに入れていますが、ティ系も混ざる「ブルー香」と言われる香りです。
ガブリエルは、花形の美しさだけでなく香りもとても良いので、おすすめです。
🍋 フルーツ系の香り
桃やリンゴ、柑橘類などの果物を思わせる、甘く爽やかな香り。華やかで親しみやすく、品種によって感じられる果実のニュアンスが違うのも楽しみのひとつです。
ナエマのような香水や洋梨の爽やかさと甘い香りをイメージさせるバラや、ソニアリキエルのような蜂蜜・ラズベリーの濃厚な香りのバラ。コンフィチュールやベルロマンティカのようなフルーツ紅茶を感じさせる香りと様々です。

バラは、フルーツを感じる香りの品種もたくさんあります。私はすごい。
説明するまでもなく、香りが良いことで有名なバラ。「ボレロ」です。
濃厚なフルーツ香で、もう無理しなくていいから。と言いたくなるくらいつぼみが出ます。
超が付く強香で香りの質も最高です。
花形も素晴らしいので、香り重視の方におすすめ。
🍵 ティー系の香り
紅茶の茶葉を思わせるような、上品で落ち着いた香り。甘さだけではなく、少し爽やかで奥行きのある香りを感じられるのが特徴です。
「ベルロマンティカ」。レモンティの香りです。
表記は中香なのですが、我が家では、強香バラたちにも負けてないです。
ティ系ってうっすらと感じる品種が多いので、はっきり香るティ系品種は多くないと思います。
🌿 スパイス系の香り
クローブなどの香辛料を思わせる、ピリッとしたニュアンスを含む個性的な香り。甘い香りとはひと味違った、深みのある大人っぽい印象を楽しめます。
🌿 ミルラ系の香り
甘さの中にハーブやアニスを思わせる、少し個性的な香り。好みが分かれることもありますが、ほかの香りにはない独特の魅力があります。
我が家にはミルラの強香種はクレアオースチンしかないんですが、良い香りです。
🌱 育てやすさで選ぶ|初心者にもおすすめのバラ品種
バラは品種によって、病気への強さや花付き、樹勢など、育てやすさに大きな違いがあります。ここでは、実際に育てた経験をもとに、丈夫で育てやすい品種や、初心者の方にもおすすめしやすいバラをまとめました。初めてのバラ選びや、できるだけ手間をかけずに楽しみたい方の参考になればうれしいです。
ご紹介しているのはどれも強健で樹勢も強いのですが、コンパクトさも重要視される方には、
ミニつるバラで香りも楽しめる「スイートチャリオット」、同じくミニバラで花付きと花色が美しい「グリーンアイス」、また木立でも、誘引でも仕立て方を選ばず、超が付く強香の「ローズポンパドール」などがおすすめです。
🔶個性的でおすすめ。一度は育ててみて欲しい品種
花色や花姿、香りなど、ほかのバラにはない個性を持つ品種には、育ててみて初めて分かる魅力があります。ここでは、実際に育てた中から、「このバラは面白い」「一度は育ててみてほしい」と感じた、ひと味違うおすすめ品種をまとめました。定番とは少し違ったバラを探している方向けです。
黄色とオレンジのモザイク模様が特徴で、別名:かぼちゃ提灯です。花形と模様が面白すぎて、毎年楽しみな品種。香りは少ないが花持ちはとても良い。
香りが個性的。独特なグリーン系で微かな甘い香り。
「青りんご」のような香りで呼ばれている有名なバラです。
とにかくシックなバラ。つる性の「つるジュリア」はとても樹勢が良く、春・夏・秋とコンスタントに花を咲かせるので、スペースが確保できるのであれば、おすすめ。



















































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