バラ苗の購入を検討している方の中には、
「リラ」という藤色のバラに惹かれている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、我が家で実際に育てている「リラ」の写真とともに、
香り・育てやすさ・病気への強さ・育て方のコツまで詳しくレビューします。
◆「リラ」はどんなバラ?基本情報と特徴

系統:フロリバンダ(FL)
花色:藤色(ライラック)
香り:中香(ダマスク+ティー+グリーン)
花形:カップ咲き・中輪・房咲き
樹形:木立性/樹高約90cm
開花性:四季咲き
耐病性:高い(黒星病・うどんこ病に強い)
「リラ」は、2020年にロサオリエンティスの木村卓功氏によって発表された品種です。
淡い紫色と芳香、そして抜群の耐病性で人気が高まっています。

投稿者:ロザリオン
縁側で庭の花を眺めるのが好き。いつの間にやら100本以上のバラが育ってます。
◆我が家で実際に育てた「リラ」のレビュー
□ 思った以上に香る!爽やかで優しい香り

ダマスク系をベースにティーとグリーンが混ざったような香り。
中香と紹介されることが多いですが、朝夕には庭に香りがふわっと漂います。
□ 色・形ともに繊細で上品

咲き始めは青みがかった淡い紫、咲き進むと透明感のある藤色に。

写真映えも抜群で、SNSに載せたくなる美しさです。
◆「リラ」の育てやすさは?初心者にもおすすめできる理由
□ 病気に強く、薬剤に頼らず育てやすい

黒星病・うどんこ病に非常に強く、葉が落ちにくく、株姿が安定します。
我が家では、軒下の雨の当たりづらい場所に置き、無農薬で様子を見ながら育成中。
□ コンパクトな樹形で鉢植えにも最適

樹高は約90cmで、暴れにくい枝ぶり。
庭が狭い方や、ベランダ栽培でも管理がしやすいです。
◆「リラ」の育て方のコツ|花を長く楽しむために
□ 日当たりの良い場所で管理を

半日以上の日照を確保すると、発色・花付きが良くなります。
□ 雨の日はボーリング対策を

花弁数が多いため、長雨で開かなくなることが。
梅雨時は軒下や雨除けの工夫が安心です。
□ 花がら摘みで次の開花を促す

咲き終わった花をこまめにカットすることで、株の負担が減り、次の蕾も上がりやすくなります。

花をつかんでむしり取った感じだね

うん、まぁ。ハサミを使うかはお好みで。
◆「リラ」はこんな方におすすめ!

・藤色の美しいバラを育てたい
・香りのあるバラが好き
・病気に強くて手間が少ないバラを探している
・鉢植えでも育てやすいコンパクトな品種を探している
◆まとめ|リラは美しさと育てやすさを兼ね備えた優秀なバラ
「香りがよくて病気に強い藤色のバラを育てたい!」という方には、
「リラ」はぴったりの品種です。
これからバラを始める方にも、2株目・3株目を選ぶ中級者にも自信を持っておすすめできます。
今回はこの辺で、ありがとうございました。
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