◇新苗で購入、鉢植えで育て始める
春にうちに迎えて、7号程度の鉢に植え替え、冬までの10ヶ月ほど鉢で育てました。
新苗で5月に購入した直後、伸びた枝からつぼみ3連です。いきなり房咲きです。
これにはビックリ!房咲き姿、見てみたかったので、凄く迷いましたが、1つは咲かせて残り2つは摘み取りました。
花を咲かすには養分をたくさん使いますから、養分を温存して枝葉の成長に使ってもらいことにしました。
◇花付き最高の「ボレロ」を地植え
鉢植えでコンパクトに育てるのにも非常に向いてますが、今回は、地植えにして、白い花道を作るために、「ボレロ」に一役買ってもらうことにしました。
庭に入る際に家の脇を通る細い道があるんですが、白い花で一杯にしたいんです。
”ホワイトガーデン”です。
いや、とてもそんな広いスペースではないので、”白い脇道”って表現が合ってますかね。
「ボレロ」を脇道に地植えして、その一員にすることに。
上の画像にボレロがいます。柚子の木の手前に地植えして、1輪咲きました!わかりますでしょうか。
ほぼ咲き終わってしまいましたが、手前右から、ガラシャ、ジャクリーヌ・デュ・プレ、クレアオースチン、マダムアルディ、ブラッシュノアゼット、ブールドネージュを鉢植えで配置してます。左は、アイスバーグ、ヨハネ・パウロ二世、そして「ボレロ」です。
最終的には、何品種か庭の中心に移動して、ここには、開花時期を合わせて4,5品種に絞る予定。他のバラ達を地植えするかは考え中です。
投稿者:ロザリオン
縁側で庭の花を眺めるのが好き。いつの間にやら100本以上のバラが育ってます。
◇地植えにして大きく育てる
時折、あくまでさり気ない感じで室内に香りが入ってきます。
縁側や、ベランダで鉢植えで育てるのもいいですね。
2020年冬。そのままの鉢でもう1年育てるか?、もしくは大きな鉢に植え替えるか?
迷った挙げ句、鉢植えをやめて思い切って地植えすることにしました。
準備する道具と、地植えのやり方をご紹介します。
○地植えに使用した道具
- スコップ(大小あると便利)
- 熊手(根の土落とし用)
- 培養土(バラ専用土か、自分で配合したもの)
- 堆肥・肥料(牛糞堆肥、油かすなど)
- わら(マルチング用)
- 40cmくらいの支柱(苗を支える)
- 麻ひも(支柱の固定用)
○作業の流れ
- 穴を掘る
- 新しい土を用意
- 肥料を投入
- 苗を鉢から出して、土を落とす
- 苗を植え付ける
- 支柱で補強
- たっぷり水やりする
1.穴を掘る
約深さ50cm、縦横それぞれ50cmが理想の深さです。結構、しんどい作業ですが、大小のスコップを使い分けながら、コツコツ進めましょう。大きいスコップは、土をほぐすのには向いてますが、土を掘り出すのは、小さいスコップの方が楽です。
※掘って出てきた根っこは極力取り除きましょう。
2.新しい土を用意する
バラ用の専用土が手軽で便利ですが、自分で配合しても使えます。赤玉土7:堆肥(牛糞)3の割合が一般的です。その他にもみ殻くん炭を2握り混ぜてます。保水性、通気性、排水性が良くなり、かつ土壌の微生物の住み家になるので、土壌環境が良くなると言われています。
もみ殻くん炭は、おまじない気分で配合しています。
3.肥料を投入
先に肥料(油かす)と堆肥を底の土と混ぜる。りん酸骨粉は後から混ぜました。
混ぜ込んだら、新しい土を少しかぶせます。
その上から、りん酸骨粉を投入します。
りん成分は根っこに触れないと、効果が出ないらしいので、根っこが伸びてきたら、触れるように他の肥料よりも浅い位置に混ぜ込んでます。
4.苗を鉢から出して、土を落とす。
熊手などで、土を少しずつほぐしながら、土を軽く落としましょう。
・株元や根にコブが出来てないか注意
※根や、株元にコブのようなものを見つけた時は、がんしゅ病という伝染性の病気かもしれないので、他のバラをそばに植えている場合は、地植えするのは避けましょう。
5.苗を植え付け、支柱で補強
株元が少し出るくらいの高さで植え付けましょう
苗が傾いたり、沈んだりしないように麻ひもなどで支柱に縛り付けて固定します。支柱は斜めに傾けて、側面の硬い土に差しましょう。
6.たっぷり水やりする
水やりはたっぷりやりましょう。うちは4リットルのジョーロを使ってるので、2杯分(8リットル)ぐらいやりました。
その後の水やりですが、冬はバラの休眠期で根の成長が活発でないので、春になって芽が出てくる頃までは、土が乾いたら水やりしてあげて下さい。
我が家は、よく霜が降りるので、「わら」で株元を中心にマルチングしておきました。
花を全て摘むと、花咲かせから、身体作りにバラの気持ちが切り替わり、ベーサルシュートが出てきたりします。
地植え後の春、つぼみは10数個出来ましたが、摘蕾して数輪だけ咲かせました。
このあと、つぼみが出来ても、しばらくは摘蕾して、主幹がもっと太くなるまで我慢します。秋はまた数輪咲かせたいと思います。
この旺盛な花付きを地植えで見てみたい。来年どれだけ成長するか楽しみです。
バラ「ボレロ」の地植えを、ご紹介しました。
栽培時のレビュー記事も良かったら参考にして下さい。
今回はこの辺で。
ありがとうございました!
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