◇「ゴールデンセレブレーション」
イングリッシュローズの中でも、大輪で有名花色は重厚感がある深みを持った黄色です。
■品種情報
- 樹形 半つる性
- 香り 強香┃フルーツ系
- 花形 カッブ咲き
- 開花性 返り咲き
- 植え方 鉢植えも地植えも向く
- 樹高 2.0m
- 作出 2008年 イギリス デビッドオースチン
投稿者:ロザリオン
縁側で庭の花を眺めるのが好き。いつの間にやら100本以上のバラが育ってます。
◇選んだきっかけ
「グラハムトーマス」とどっちを迎えようか悩む
黄色系のイングリッシュローズのつるバラが欲しかったんです。
「グラハムトーマス」か「ゴールデンセレブレーション」か、はたまた「ティージングジョージア」か。
特に「グラハムトーマス」とほぼ2択で悩みました。
選んだ決め手は、「ゴールデンセレブレーション」がイングリッシュローズの中でも大輪であること。かつ強香だったからです。
大きくて強いのが好きです。
◇感想
夕日を浴びた花は、正に黄金の輝き
こればかりは、育ててみないとわかりません。
夕日を浴びた「ゴールデンセレブレーション」の花は、名前の通り黄金色。
感動です。
鉢植え、地植えでアーチ誘引がおすすめ!
樹勢が良く、株元から主枝が沢山出て、枝がよく伸び、ステム(花枝)は短め。小さめのつるバラです。
なので、とても家庭用アーチに向いています。
ステムが短いので、誘引したアーチに沿って花をつけます。
花持ちは?
良いです。強香なのに結構持ちます。 ステムが短いので、深い花瓶には挿しづらいかもしれません。
香りは?
強香です。フルーツ系です。黄色系のバラで強香品種はそう多くないです。
トゲは?
普通です。
トゲはまばらで数も少なめですが、
尖った先は、ハサミで切ってしまっているので、分かりづらいですが、しっかりしたトゲはあります。
細い枝のトゲは少ないですが、それでもチョコチョコとあるので、手入れの際は、革手袋着用ですね。
◇育て方
樹勢がとても良い。誘引がおすすめ
株元からシュートがよく出ます。
また、割り箸サイズの比較的細い枝を複数出します。樹勢がとても良い。
伸びたいだけ伸ばしてあげて、アーチ等に誘引するのが、おすすめです。
病気について
うどんこ病には強い。
少しは出ますが、気になるほどではありません。
黒星病は普通
5月中旬、11月中旬ごろに花を付けます。
殺菌剤は、春の芽出しの時期と秋雨前に散布してます。
散布回数は少ないので、黒星病はある程度出ますが、丸裸になることは無いです。
樹勢が良いため、新たな新芽がピョコピョコ伸びてくるので、それ以上の防除は特に行わず、あとは成り行きまかせです。
◇「ゴールデンセレブレーション」まとめ
■メリット
- 朝日を浴びた黄金色の花が美しい
- 樹勢が良い
- 細い枝もよく出るので、下の方にも花が付く
- 大輪
- 強香
- 初心者向き(強健)
■デメリット
- 黒星病に少し注意
赤や、ピンクのバラも素敵ですが、黄色のバラも捨てがたいです。特につぼみは山吹色に赤い縦線が入り、太陽のイメージ。
また、庭に黄色系が入ることでメリハリが出て、個性が出ます。1つは取り入れたい色です。
今回は、「ゴールデンセレブレーション」の紹介でした。
今回はこの辺で。
ありがとうございました!
コメント