
「株元に木くずが落ちている……。」
バラを育てていると、一度は経験するかもしれないカミキリムシ被害。
木くずを見つけたら、可能であれば、その日のうちに確認することをお勧めします。
私の庭では5品種が被害に遭い、4株は救出、1株は枯死しました。この記事では、その実体験をまとめています。
我が家では、毎年カミキリムシに被害を被っています。
おそらく、隣に自然公園があるので、そこから飛来してきているので特にうちでは被害が多いんじゃないかと考えています。
記録している大きな被害は、5品種のバラ。
「ナエマ」は残念ながら枯れてしまいましたが、「バリエガータ・ディ・ボローニャ」は幼虫の段階で駆除に成功して、完治。
「フレグラントヒル」と「カーディナル・ド・リシュリュー」は大きな穴が残りながらも現在に至り、元気に育っています。
そして今年、木の根元に木くずを見つけたのは「アミロマンティカ」。
幼虫の段階で対策を行い、経過観察中です。
ゴマダラカミキリの成虫も、うちの狭い庭で6月~7月にかけて5匹見つけ、駆除しています。

何とかして。放置するとホントに枯れちゃうから。
このページでは、実際の経験をもとに、
- 木くずを見つけたら最初にやること
- 幼虫・成虫の特徴
- 対処方法
- 実際の救出記録
を一つにまとめました。
同じように困っている方のお役に立てれば幸いです。

恐ろしい…飛んで行けたら逃げたい気分

投稿者:ロザリオン
栽培歴は、15、6年。いまだに試行錯誤の繰り返しで楽しみが尽きないです。
「バラのこと、少しずつみんなで一緒に知っていけたらと思います。」
縁側で庭の花を眺めるのが好き。いつの間にか、100本以上のバラが育ってます。品種数は2026年5月現在で86品種+品種不明(切り花の挿し木苗など)
Instagramでは育成の様子や開花リールも配信中♪👉 @rosalion_garden
◆カミキリムシ被害は早期発見が一番重要
・たまに見かけるこの木くずは何?

カミキリムシの幼虫が、バラの幹の中に入っている可能性があります。
幼虫は、幹の中を食べて、小さい穴から外にふんを出します。
そのふんが、上記の木くずです。
木くずが全てカミキリムシの被害とは限りませんが、我が家はほぼこいつです。
・バラの株元に穴を見つけた、何の穴?

成虫が孵化してバラの木から旅立った時に開けた穴です。
このバラは枯れてしまったので、幹をのこぎりで半分に切ったら、食べ進んだ道のようなものが出来ていました。
道の幅は1cmはあります。
幹の中をまんべんなく掘り進んでいたようです。
・幼虫はどこにいる?

カミキリムシは、成虫がどこからかやってきて、バラの株元に卵を産み付けます。
産み付けた卵が孵化し、幼虫はバラの株元の中の木を食べながら育ちます。
幹の中を食べ進むので、バラからしたら被害は甚大です。
食べられたルートにもよりますが、根から枝葉に水や養分を送り込めないような食べられ方をすると、
バラは枯れ死してしまうこともあります。
一番初めに育て始めた私の記念すべき第一号バラの「ナエマ」は、この被害によって枯れ死してしまいました。
状況にもよりますが、バラの病害虫の中でも被害が大きくなりやすい存在だと考えています。
枯れ死した「ナエマ」を調べて記事にまとめましたので、以下を参考にしてください。
◆木くずを見つけたら最初に確認すること
■木くずチェック
✅ 木くずは新しい?
✅ 穴はある?
✅ 幹か枝か?
✅ 木くずは増えている?
↓気になる事象があれば、以下の記事を参考に対処して見て下さい。
◆成虫を見つけたら、、、



迷わず捕殺
の一択です。
我が家にやってくるのは大抵、「ゴマダラカミキリ」という種類です。
バラをはじめ柑橘類やカエデなどさまざまな樹木に被害を与える代表的なカミキリムシです。
特徴
ゴマダラカミキリは、黒い体に白い斑点があり、白黒の縞模様が入った長い触角が特徴です。体長は約2.5~4cmほどで、日中によく飛び回る姿が見られます。
バラでは、成虫そのものよりも幼虫(テッポウムシ)の被害が深刻です。メスは株元付近に産卵し、孵化した幼虫は幹の中を食べ進むため、木くずが出たり、樹勢が弱ったりします。
私の庭でも、最初に異変へ気付いたきっかけは「株元の木くず」でした。


幼虫は、実物を見たことないので、イメージのイラストを載せました。
実物を発見することができたら、載せたいと思います。

実物の写真載せる必要ある?
発生時期の目安
成虫は地域差がありますが、**5月頃から見られ始め、6~7月に最も多く発生します。**この時期は産卵も行われるため、バラの株元を定期的に確認すると早期発見につながります。
秋以降は成虫を見かける機会は減りますが、幼虫は幹の中で成長を続け、翌年も被害が続くことがあります。
◆ロザリオン救出記録
ここからは、私の庭で実際にカミキリムシ被害を受けたバラたちの記録です。
成功例だけでなく、残念ながら救えなかった事例も、そのまま掲載しています。
・ナエマ
❌ 枯死
枯れた株元を真っ二つに切って、状況を確認しました。
これは枯れるよ。。。という感じ。
木くずを見つけて対処してはいたのですが、もう外には木くずが出てこない所まで
幼虫が奥に食べ進んでしまったようです。
全然気が付かず、「よかった、よかった。退治できた」と勘違いして、このありさまです。
この記事は、自分に対してのいましめみたいなものです。
バリエガータ・ディ・ボローニャ
✅ 完治
鉢土の草取りをしている時に、木くずを見つけたんです。
早期に対処できたことが、回復に繋がりました。
フレグラントヒル
✅ 回復
フレグラントヒルは、花形最高、香り最高のバラで、とてもお気に入りなんですが、
そこにふと大穴が開いているのを見つけてしまい、、、。
・「フレグラントヒルの株元に嫌な穴を発見…」
皆さんのアドバイスを聞きたくて、思いのたけをInstagramのリールに込めて投稿しました。
よろしければ、参考にしてください。
処置して、一か月後には枯れずに、新たな芽が出てきてくれました。

コメントをくれた皆様本当にありがとう
カーディナル・ド・リシュリュー
✅ 大穴は残るが元気に開花


この大きな穴を見て、枯れたな、、、
春は咲かないなと思っていましたが、
元気に咲いてくれたんです。
ありがとう!という気持ちしかないです。

アミロマンティカ
🟡 経過観察
奥には入り込んでいないはず。なのですが、見つけた穴が、幼虫の入っているものか、
少し不安。浅かったので。。。
もう一度、穴を捜索したほうが確実かもしれない。と考えています。
以下は、見つけた時のInstagramリールです。
🌹ロザリオン救出カルテ
| 品種 | 被害 | 処置 | 現在 |
|---|---|---|---|
| ナエマ | 木くず・幼虫 | 幼虫除去 | ❌ 枯死 |
| バリエガータ・ディ・ボローニャ | 木くず | 処置 | ✅ 完治 |
| フレグラントヒル | 大穴・木くず | 穴あけ・処置 | ✅ 回復 |
| カーディナル・ド・リシュリュー | 大穴 | 処置 | ✅ 穴は残るが毎年開花 |
| アミロマンティカ | 木くず | 処置 | 🟡 経過観察 |
年間を通した発生時期の目安
ゴマダラカミキリは、地域や気候によって多少前後しますが、5~7月に成虫の活動が活発になり、産卵もこの時期に行われます。
そのため、バラの株元は特に注意して観察したい時期です。
一方、幼虫(テッポウムシ)は幹の中で長期間生活するため、木くずが見つかるのは夏だけとは限りません。
私の庭でも、季節を問わず株元を確認する習慣をつけることで、早期発見につながったことが何度もありました。
発生時期の目安を、年間カレンダーにまとめました。
・カミキリムシ被害発生時期の年間カレンダー
| 月 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 成虫 | △ | ○ | ◎ | ◎ | ○ | △ | △ |
| 木くず | △ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | △ |
◎:発生・被害が最も多く、特に注意が必要な時期
○:発生・被害が見られるため、定期的な確認をおすすめする時期
△:発生・被害は少ないものの、地域や気候によって見られることがある時期
※発生時期は地域や気候によって前後します。
上記は私の栽培経験と一般的な発生時期をもとにした目安です。
◆よくある質問
木くずが少しだけでも危険?
木くずが全てカミキリムシの仕業とは言い切れませんが、大切にしているバラであれば、確認しておくことをお勧めします。
猛暑日などは、屋外にいるのは自分の体が危険なので、そういう時は様子を見てください。
カミキリムシの幼虫は同じ穴から、ふんとして木くずを出しますので、木くずも同じ場所に増えて積もってくるのが特徴です。
毎日、状態を観察してあげてください。
穴が見つからない場合は?
木くずが出てくる穴は本当に小さくて、2、3mmぐらいだと思います。
それが、樹皮などに隠れている場合もあるので、目視では中々見つけられません。
木くずがたまっている箇所か、木くずが落ちている真上を注意深く探してみてください。
穴探しは、ほんとに地道なんですよね。
音楽でも聴きながら、「爪楊枝」や、「針金」などを使ってツンツンして見て下さい。
虫よけも忘れずに。
カミキリムシ被害でも助かる?
上記にも、救出カルテとして、書き残しましたが、助かります。
もちろん、枯れてしまうこともありますが、
木くずを見つけた時点で、対策をするのが一番軽傷で済みます。
万が一、幼虫が成虫になってバラから旅立つときにまで気が付かずに、大穴をあけられてしまった場合でも、必ず枯れるとは限りませんので、その時に出来る必要な対処をして、観察してあげてください。
穴が開いたままでも育つ?
育ちます。我が家のバラだと「カーディナル・ド・リシュリュー」と「フレグラントヒル」がそうですが、芽も出てますし、枝葉も伸ばして、花も咲かせています。
穴は、消毒(殺虫剤など)してから、癒合剤を塗布してください。
穴が大きいので、それだけでは、完全には塞げませんが、我が家ではそのくらいの対処で、
済ませています。
毎年被害に遭いますか?
これは、環境によると思います。
全然、被害に合わないという方もInstagramにいらっしゃいました。
マンションのベランダであれば、当然被害に合う可能性は低いでしょうし、
うちのように、隣が自然公園なので、毎年、庭で見つけます。
森林が近い場所では見つけることは多いかもしれません。
◆まとめ
カミキリムシは、発見が早いほど救える可能性が高まります。
私自身、救えたバラもあれば、救えなかったバラもありました。
このページは、今後も新しい被害事例や回復記録を追加しながら更新していく予定です。
同じように困っている方の参考になれば嬉しいです。
それでは、今回はこの辺で。
ありがとうございました!




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