我が家の薄暗い玄関廻りを明るく豪華にしてくれるバラです。
アイスバーグは、木立性・つる性、花色も様々な枝変わり品種がありますが、
おすすめは、一般的な白色の「木立性」品種。
春からぎりぎりクリスマスが訪れる12月頃まで花を咲かせてくれます!
おすすめ理由は、「感想」の項目にまとめましたので、参考にして下さい。
◇「アイスバーグ」
アイスバーグは枝変わり品種が多く有り、白色の他にもワインレッド色の「バーガンディアイスバーグ」やピンク色の「ブリリアントピンクアイスバーグ」等、バリエーションが豊富なので、お好みの花色が選べます。
また同じく枝変わりの「つるアイスバーグ」は、枝がつるのように長く伸びる特徴があります。替わりにほぼ1季咲き(年に1度春咲き)です。
■品種情報
- 樹形 木立性
(枝変わり品種につる性も有り) - 香り ほのかにティー系
- 開花性 四季咲き
- 樹高 1.5m
- 植え方 鉢植え、地植えに向く
- 作出 1958年 ドイツ コルデス
投稿者:ロザリオン
縁側で庭の花を眺めるのが好き。いつの間にやら100本以上のバラが育ってます。
◇選んだきっかけ
我が家の玄関は北東にあり、午前中の数時間日が当たる程度の「半日陰」です。「半日陰でも育ち」「良く花をつける」そんなバラが欲しかった事。
また、木立性アイスバーグは四季咲き性が強く、春から冬(12月ころ)まで良く花を付けます。
玄関前の階段にはいつも真っ白のアイスバーグが咲いてるよ。
「殿堂入り」、「ADR」受賞歴有りと実績も素晴らしいので、一度育ててみたいと考えていました。
◇育ててみての感想
おすすめは「木立性」!
木立性のアイスバーグは、フロリバンダという花付きの良い性質で、さらに樹勢も良いです。
9号の鉢植えで2年間育て、現在で高さ2m越えまで成長。
1年間で伸びる長さは「つるアイスバーグ」にかないませんが、つる性は一季咲きなのに比べ、
木立性は四季咲き!
長い目で育てていくと、枝伸ばしてつる仕立ても良し、短く切ってコンパクトにするも良しの万能さです。
半日陰でも花付きは良好
木立性の白色アイスバーグを約9号の鉢で育てています。
置き場所が、東側の半日陰
日当たり時間は、午前中3時間ていど(株元は常に日陰)という場所。
咲き始めは、うちの庭で1番早く5月初旬ごろ、全ての枝先につぼみが房付き、
花持ちも良く、病気にも強い。
「他のバラに何か起きてもアイスバーグは大丈夫、きっと期待どおり咲いてくれる」
と思ってしまう信頼感があります。
優秀な保険会社みたいな存在です
バラからしてみたら、すごいプレッシャーね。
満開時に漂うほのかな香り
香りは微かですが、沢山咲くので、ほのかなティーの香りがします。
大株が満開になると良い香りが漂います
大輪強香バラとは趣きが違った贅沢さ
一株あると重宝しますので、おすすめです
◇育て方
枝を伸ばしてあげるのがポイント!
冬に大苗で購入し、9号鉢で育て始め、最初は日当たりが午前中4、5時間の場所で管理。
半年育て、1.5mほど成長したところで、日当たりが悪い(3時間)玄関手前に移動。
枝の伸び具合、花付きが極端に少ない等、環境が悪いと感じたら、直ぐに日当たりの良い場所に移動しようと考えていましたが、、、
しっかり枝を伸ばし花を咲かせてくれてます
現在はそこが定位置になっています。
半日陰でも日を求めてグングン枝を伸ばしてくれる樹勢の強さが「アイスバーグ」の特徴です。
トゲの具合
トゲは少ないので、その点もメリットです。
探せばぽつぽつとはあります。
日常管理は、
最低2,3時間は日が当たる場所で、風通しの良い所に置き、
鉢土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出てくるまで水やりします。
花がよく咲き始める少し前ぐらいから、肥料をあげます。
※4月〜6月と9月〜11月緩効性肥料(油かす中粒など)を月に一粒、鉢土に埋めている。
地植えにした場合は基本、水やりや定期的な肥料あげは不要で、毎年冬に「寒肥」を施します。
詳細なバラ苗の育て方は、以下の記事も参考にして下さい。
◇「アイスバーグ」まとめ
■メリット
- 半日陰でも育てやすい
- 花つきがとても良い
・房咲きの白い花がびっしりと咲き美しい。その上四季咲き! - 病気に強い
・初心者にもおすすめです! - トゲはとても少ない
・扱いやすいです - 花枝(ステム)長いので切り花に向く
- 鉢植えでコンパクトにもできる
- 枝変わりの品種が豊富!
・花色変わりのピンク、バーガンディ。つる性アイスバーグもあります
■デメリット
- 香りは微か
・微香ではありますが、大株が満開になると良い香りが漂いますよ
枝変わり品種のバリエーションも豊富なので、色々と吟味して見て下さい。
では今回はこの辺で。ありがとうございました!
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