我が家の大事な「ナエマ」が枯れてしまいました。
ナエマは私が初めて育てたバラなので、大ショック。

原因は、カミキリムシの幼虫(テッポウムシ)です。
バラを育てていて急に元気がなくなり、株元に木くずのようなものが積もっている。
そんな症状が出ていませんか?
それは カミキリムシ(テッポウムシ)の被害かもしれません。
テッポウムシは、バラの幹の内部を食い進む害虫で、被害が進むと株全体が弱るので、
バラの害虫の中でもダントツ枯れる可能性が高い要注意の虫です。
この記事では、実際にナエマを育てている経験をもとに
・ナエマが枯れる原因、カミキリムシ被害
・幹から出る木くずの正体
・被害を見つけたときの対処方法
・枯れる前に挿し木して2代目を育てた体験
について解説します。

投稿者:ロザリオン
栽培歴は、15、6年。いまだに試行錯誤の繰り返しで楽しみが尽きないです。
「バラのこと、少しずつみんなで一緒に知っていけたらと思います。」
縁側で庭の花を眺めるのが好き。いつの間にか、100本以上のバラが育ってます。
Instagramでは育成の様子や開花リールも配信中♪👉 @rosalion_garden
◆ナエマが急に弱る原因はカミキリムシかもしれない

カミキリムシの幼虫(テッポウムシ)はバラの幹に入り込む害虫です。
成虫が、幹株元に産卵し、孵化した幼虫が幹の内部を食べながら成長します。
被害が進むと当然、樹勢が弱り、花が咲かない、枝が枯れるといった症状が出て、最悪は株全体が枯れ死してしまうこともあります。

なんでこんな奴、私に近づけたの

カミキリムシだけは要注意ですね
私は、地球上の生き物はみんな役割があり、無駄な生き物などいないと思っていますが、
カミキリムシは正直いなくてもいいです。。。
◆枯れたナエマを切断して被害状況を確認してみた

毎年、いくつかのバラがカミキリムシから被害を受けていますが、兆候が見られたらすぐに対処し、今までカミキリムシに枯らされた事は一度も無いのですが、よりによって一番大事にしているナエマを枯らせることになるとは。。。気が付いたのが遅れたため、駆除と保護に専念しましたが間に合いませんでした。
枯れたナエマを掘り出して状況を確認しましたが、幹の中はなかなかにひどい状態。



上の写真の赤矢印は、恐らく成虫が卵を産み付けた「侵入口」と幹の中を食べて成虫になって出て行った「出口」です。

なんか気分が悪くなってきたわ

人間だったらスプラッターよ
◆カミキリムシ被害の見分け方
株元に木くずが落ちているかどうかが、最も分かりやすいサインです。

ナエマの株元におがくずのような木くずが落ちている場合は注意が必要です。
これはテッポウムシのフン(フラス)の可能性があります。
幼虫が幹の内部を食べ進むと、削った木のカスが外に押し出されるため、株元に木くずの山ができることがあります。
◆ナエマがカミキリムシ被害にあったときの対処
・まずは穴「侵入口」を発見すること
幼虫は、孵化すると幹の中を食べて、フンを侵入口から捨てます。
それが、株元に落ちている木くずです。
なので、その周辺に侵入口があります。
ですが、その穴はとても小さく目視で見つけるのは困難です。
・穴に針金を通す
穴を運良く発見出来た場合は、針金・千枚通しなどを使って、プスプス挿して幼虫を取り除く方法があります。
・殺虫剤を使う
他には、市販のテッポウムシ用殺虫剤を穴に注入する方法も効果があります。
おすすめは、カミキリムシ用のスプレータイプの殺虫剤です。
株元の木くず周辺のくぼみ、穴、亀裂に当てずっぽうで噴射します。
穴の位置が完全にわからなくても、殺虫液が穴に流れ込んで幼虫に届けば効果があります。
木くずは幼虫が穴から捨て落としているので、上の方も注意深く調べましょう。
日が経つと、奥へと食べ進んでいっちゃいますので、
早めに発見することが何より大切です。
使い方の詳細は、以下の記事も参考にしてください。
株元の木くずを発見してから、ダメ元で剪定した枝を挿し木してみました。
その後、親株はカミキリムシ被害の影響で徐々に弱ってしまいましたが、挿し苗が発根して順調に成長してくれたおかげで現在は、ナエマ2代目として栽培しています。
※バラの多くは種苗法により保護される登録品種です。
登録品種の無断増殖(挿し木)や、譲渡・販売は制限される場合があります。
本記事は栽培方法の紹介を目的としており、実施の際は各品種の権利状況をご確認下さい。


徐々に鉢を大きくしながら、2年ほど育て、3年目に元のナエマを地植えしていた場所に半地植え(鉢を土に埋める)しました。
理由は、カミキリムシの被害を防ぐために、株元を鉢の分だけ高くして観察しやすくしました。
その他にも以下のようなメリットがあります。
・鉢の隙間から伸びた根が地面に張るので、成長が良くなる。
・移動がしやすい

◆カミキリムシ被害を防ぐ予防方法
成虫を見つけたら、産卵前に駆除するのが最も効果的です。
また、株元を定期的にチェックして、木くずが出ていないか定期的に確認することで、
早期発見につながります。


撮ってる場合じゃないのよ
◆ナエマを長く育てるために
ナエマは香りが素晴らしく、病気にも強く強健で人気の高いバラですが、カミキリムシなどの害虫被害を受けていないか定期的な観察が大切です。
ナエマの株元に木くずが出ている場合、カミキリムシ(テッポウムシ)の可能性があります。
被害が進むと株が弱ってしまうため、早期発見と対処が重要です。
・ナエマの育て方まとめ
・ナエマ夏剪定

・ナエマ冬剪定
それでは今回はこの辺で。
ありがとうございました。






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