
ティ系の香り良いバラを探しているなら、一度はチェックしたいのが「レディ・ヒリンドン」。淡く気品ある杏色の花びら、細い枝先にティ香を備えた淡くアンティーク感のある杏色の花を咲かせます。そして育てやすさまで備えた逸品です。

投稿者:ロザリオン
縁側で庭の花を眺めるのが好き。いつの間にか、100本以上のバラが育ってます。
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特徴・魅力

レディ・ヒリンドンの魅力は、なんといっても淡い杏色の花とティー香です。花は中輪。1輪咲くだけで庭に気品を与えてくれます。枝は細めで誘引しやすく、つる仕立てにも向きます。

ティーの香りがほんのり漂ってくるね〜。癒されるバラだよ!
栽培のポイント

日当たりと風通しの良い場所でよく育ちます。土は水はけがよく肥沃な場所を選びましょう。木立性は四季咲きで、枝変わりのつるバラも返り咲き性があります。肥料と剪定を適切に行えば、繰り返し花を楽しめます。
枝が細いので、幅を取らずにまとめる事が出来、誘引も比較的楽に行えます。
細い枝先に花が咲くので、下を向きがちです。支柱を立てて、枝を上に伸ばして育ててあげると、見栄えがとても良くなります。
注意点
比較的病気には強いですが、春のうどん粉病や梅雨時期の黒星病には注意が必要です。風通しを良くし、殺菌剤やスプレーで予防すると安心です。
品種情報

- 系統:ティーローズ / クライミングティーローズ(枝変わり)
- 花色:淡い杏〜クリーム
- 香り:ティー香(強香)
- 花形:半剣弁高芯咲き〜ロゼット咲き
- 開花性:四季咲き・返り咲き
- 樹高:木立性は60〜120cm、つる性は2.5〜4m
- 作出:1910年・イギリス

花色も香りも、まるで英国紳士のような気品。バラの魅力が詰まってます。昔からある品種で今も愛されています。

まとめ

レディ・ヒリンドンは、香り・花色・育てやすさの三拍子がそろったバラ。ティーローズとしての上品さと、つるバラとしての景観演出力も魅力的です。枝が細いので、誘引も楽。コンパクトに仕立てるのも容易。初心者でも扱いやすい名花として、ぜひ一株取り入れてみてください。
今日はこの辺で。
ありがとうございました!
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