
「花色がこんなに繊細なバラ、初めて見た」
それが私が「エール」を育て始めたきっかけでした。この記事では、実際に育てて感じた魅力、育て方のコツ、注意点を詳しくまとめます。
「エール」とは?基本スペックまとめ

- 作出:河本バラ園(日本・2018年)
- 系統:フロリバンダ(FL)
- 花色:ベージュ×ソフトピンクのグラデーション
- 花形:中輪・丸弁八重咲き
- 香り:微香(ほんのり)
- 樹高:80cm前後・コンパクトブッシュ
- 開花性:四季咲き(春〜秋)
- おすすめ:鉢植え・ナチュラルガーデン

投稿者:ロザリオン
縁側で庭の花を眺めるのが好き。いつの間にか、100本以上のバラが育ってます。
Instagramでは育成の様子や開花リールも配信中♪👉 @rosalion_garden
魅力1:お化粧みたいなベージュピンク

「うっすらベージュに、ソフトピンクをひとはけ重ねたような…」
そんな上品で繊細な花色が特徴です。まるでバラ自身がメイクをしているような表情で、特に晴れの日は光の加減で表情が変わります。

これはもう“花のメイクアップアーティスト”です
魅力2:鉢植えでも花数が多い

フロリバンダ系なので、1本の茎から複数輪咲くタイプ。
鉢植えでも春・秋は3〜4輪が同時に咲くことが多く、コンパクトながらとても華やかです。
我が家では、テラコッタ鉢のロングトムで育てています。
魅力3:秋になると“縁取り”が濃くなる

秋の低温期になると、花の縁に濃いピンクのグラデーションが現れ、アンティーク調の雰囲気に。花もちも良く、見頃が長く続きます。
育て方のコツ

日照と風通し
四季咲きの特性を活かすには、1日4時間以上の日照が必要。風通しを確保することで、病気も予防できます。
水やりと肥料
鉢が乾いたらたっぷりと。
春(芽出し)・秋(切り戻し後)に緩効性肥料+液肥をあげると、花つきがグッと良くなります。
注意点:病害虫とスペース
病気には特別強いわけではないので、うどん粉病・黒星病は春と梅雨に注意。
特に新芽が伸びる時期に葉が混みやすいので、剪定で風通しを確保しましょう。
また、株の大きさは最大80cmほど。鉢なら7〜10号サイズで管理し、根詰まりしないように年1回は土替えか植え替えがおすすめです。
エールはこんな人におすすめ!

- 繊細な色合いのバラを探している
- 強香は苦手だけど、香りもほんのり楽しみたい
- 鉢植えでコンパクトに育てたい
- 育て方で花色が変化するバラにチャレンジしたい
まとめ:変化を楽しめる鉢向きバラ

「エール」は、一見地味なのに、育ててみるとどんどん好きになる。
育て方や季節で花色が変わるので、毎回新鮮な気持ちで観察できます。

エールって、見るたびに違う顔してる。だから飽きないんだよね
では、今回はこの辺で。
ありがとうございました。
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