◇「レディエマハミルトン」
フルーツ系の強香。
透き通るような濃いオレンジ色。
イギリス海軍ネルソン提督の恋人の名前だそう。
■品種情報
- 樹形 木立性
- 香り 強いフルーツ系
- 開花性 四季咲き
- 植え方 鉢植え、地植えに向く
- 樹高 1m
- 作出 2005年 イギリス デビットオースチン
投稿者:ロザリオン
縁側で庭の花を眺めるのが好き。いつの間にやら100本以上のバラが育ってます。
◇選んだきっかけ
選んだきっかけは、その花色。
「クリアオレンジ」あまり見かけない色ですよね。
あとは、バラ図鑑や、ネットの記事でも大絶賛だったので、気になりました。
他に似た花色で「レディオブシャーロット」「クラウンプリンセスマルガリータ」等とも迷いましたが、、、
【強香】【コンパクトに育つ】の2点の特徴にひかれて決めました。
一番最初に手に入れたイングリッシュローズです。
◇感想
花だけでなく、枝葉の色も良く、全体的な調和が美しい
濃いオレンジの花と小振りな銅葉が見事に調和して上品な印象のバラです。
朝は出勤前に、縁側でコーヒーを飲むのが習慣ですが、「レディエマハミルトン」が咲いている時は、つかの間のイングリッシュな気分を味わえます。
たまには紅茶もいいね
イングリッシュガーデンには必須のバラでしょう。
◇フルーツの強香
フルーツ系の花色通りの濃厚な香りです。
切り花にしても良い香りなので、消臭効果を期待して、トイレに飾ってみました。
朝、切り花にして夜帰ってからトイレの扉を開けるとふわっと「バラ」の香りが、、!
バラの香りに癒されます。育てて良かった
しみじみ感じます。
天然の消臭効果ね
ただ、数日後、花びらがヒラヒラ散って床に散乱!
掃除がちょっと面倒でした、、、場所が場所だけに隅っこに入るとやっかい。
トイレに飾るのは、こまめに交換できるときか、ここぞという時にした方が良いかもしれません。
とにかく「レディエマハミルトン」は素晴らしい香りです。
◇トゲの具合
トゲは少ないほうです。
下の画像は太い枝を何本か調べて一番多い箇所です。
細い枝にはほとんど付いてません。
◇育て方
秋に大苗を買って、翌年の冬に地植えしました。
お気に入りのバラなので、縁側の真ん前に植えてます。
花付きは良く夏にも花が咲きます。
日常管理は特に他のバラと変わらず、
日当たり、風通しの良い所に置き、鉢土の表面が乾いたら、
鉢底から流れ出てくるまで水やりします。
花がよく咲き始める少し前ぐらいから、肥料をあげます。
※4月〜6月と9月〜11月緩効性肥料(油かす中粒など)を月に一粒、鉢土に埋めている。
地植えにした場合は基本、水やりや定期的な肥料あげは不要で、毎年冬に「寒肥」を施します。
株の成長よりも開花を優先する頑張りやタイプなので、
株が小さいうちは、身体作りに集中させるために少なくとも夏場に付ける蕾は摘んでしまう方が、株が良く成長し、秋に沢山花を楽しめます。
◇夏バテに注意
株が小さいうちは暑さには少し弱いので、鉢植えであれば、西日を避けられる場所に避難させるか、もう一回り大きな鉢を重ねて2重鉢にする等、
鉢の中の土と根の温度が上がりすぎないように対策してあげるとより元気に育つと思います。
最初の1年間は9号鉢で育てていました。
7月下旬ぐらいまで超元気でしたが、8月になって急に葉を落とし始め、、、
夏につぼみを付けまくってたので、そのまま咲かせまくってました。
黒星病と思われる斑点も無かったので、明らかに夏バテという状態でした。日の当たる場所に置いてたから、鉢内の温度が上がりすぎて根がダメージを受けたかも。
その年の秋はつぼみが付くことは無く、花は咲きませんでした。
今は元気にバンバン花を咲かせています。
夏場はちょっと気を付けてあげてください。
詳細なバラ苗の育て方は、以下の記事も参考にして下さい。
◇「レディエマハミルトン」まとめ
■メリット
- フルーツの強香
- 花だけでなく、枝葉の色も良く、全体的に美しい
- 病気に強い、樹勢が良い
- 地植えにも鉢植えにも向いている
■デメリット
- 夏の暑さによる鉢の温度上昇に注意
- 花持ちは悪い
・それでも3日ぐらいは持ちます。
あと、私の育てているバラの中でおすすめしている強香品種も紹介しているので、良かったら見て下さい。
では今回はこの辺で。ありがとうございました!
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