◇「ナエマ」
説明の必要が無い大人気のバラ
ですね。
ピンクの房咲き・強香・強健。
私もこのバラを栽培したのがきっかけでバラにドップリはまってしまいました。
■品種情報
- 樹形 つる性
- 香り 強いフルーツ、ダマスク系
- 開花性 四季咲き
- 樹高 2m
- 植え方 鉢植えにも地植えにも向く
- 作出 1998年 フランス デルバール
投稿者:ロザリオン
縁側で庭の花を眺めるのが好き。いつの間にやら100本以上のバラが育ってます。
◇選んだきっかけ
まだバラに興味がない時に、
『「ナエマ」って言う良い香りのバラがあるんだよ。』
と妻に言われたことがあり、
『庭に植えてあげたら喜ぶかな、、、』
ぐらいの気持ちでネットで「バラ ナエマ」と検索したら、、、そりゃもうズラズラズラーっと通販サイトや、紹介記事がヒットしてきて、有名なバラなんだなと思い、購入したのがきっかけです。
◇感想
2mの高さで一斉に房咲きする様は
「空中の花園」
感動!
うちの庭では、枝は曲げずそのまま直立(ブッシュ)仕立てにしてます。
庭のフェンスが1.5mなので、丁度花がフェンスの上から顔を出す感じになり、
外から見ても映えるので気に入ってます。
大株に育つと、太い枝があちらこちらから伸びて枝先から一斉に咲く。
2m上空が花畑みたいになって非常に豪華。風下にいるとバラの良い香りが漂ってきます。
居心地良くて、庭から離れられません!
開花時期は、春の梅雨直前と夏7月、晩秋と、良く咲きます。
冬もつぼみを付けますが、八王子はかなり寒いので、残念ながら12月を過ぎたつぼみの花は開きません。
ですが、つぼみは切り花にして家に飾ります。
正月を過ぎて一か月近くそのままの状態を保ちます。
気温が高い春や夏の濃いピンク色と違って非常に美しいんです。
冬のつぼみは「真っ赤」なんだよ!
写真撮り忘れたので、また近いうちにアップします。
夏の花も美しい
バラの花は春と秋が旬ですが、バラは夏にも花を咲かせます。
その分、養分を使ってしまうので、株が小さいうちはつぼみを付けても摘んでしまったほうが株自体の成長には良いですが、大きく育った「ナエマ」の夏の花もなかなか良いです。
花は小さくなり、香りも少し落ちますが、花の少ない夏の時期に咲いてくれるのはありがたいです。
◇育て方
春に大苗で迎えた1年目は9号鉢に植えて育て始め、その年の冬に地植えしました。
日常管理は他のバラと変わらず、
日当たり、風通しの良い所に置き、鉢土の表面が乾いたら、
鉢底から流れ出てくるまで水やりします。
花がよく咲き始める少し前ぐらいから、肥料をあげます。
※4月〜6月と9月〜11月緩効性肥料(油かす中粒など)を月に一粒、鉢土に埋めている。
地植えにした場合は基本、水やりや定期的な肥料あげは不要で、毎年冬に「寒肥」を施します。
葉っぱの形は特徴的
ときどき、葉っぱが内側にまるまることがあるんですが、
ナエマの特徴なので気にしなくて大丈夫です。
トゲの具合
数は少ないですが、しっかりしたトゲが付きます。
手入れする時は、革手袋を着用しましょう。
「ブッシュ仕立て」はおすすめ!フェンスの上から顔を出す
特にフェンスや壁面には誘引しません。
「ナエマ」の枝はまっすぐ上に伸びていきますので、そのまま伸ばしてます。
1年で2mぐらい伸びます。
毎年伸びた枝は、冬に地上から1mぐらいの高さで切っています。
春になると、切った枝の先のほうの芽から枝が1mぐらい伸びて花を付けます。
なので、花はだいたい2mぐらいの高さで咲いています。
ナエマの「ブッシュ仕立て」は、かなりオススメです!
管理が楽で美しいから最高ですね
詳細なバラ苗の育て方は、以下の記事も参考にして下さい。
◇「ナエマ」まとめ
■メリット
- ピンク色の「強香」かつ「房咲き」になる豪華さ!
- 病気にも暑さにも強く、樹勢も良い
・初心者にもおすすめ! - 人気品種なので、情報が豊富
・鉢植えの仕立て方、誘引の仕方等、様々の人が実践されてるので、参考情報があふれてます - 地植えにも鉢植えにも向いている
■デメリット
- 花枝(ステム)が長い
・1mぐらい伸びる、ただし低い位置には咲きにくい。
・長めに切っても全然平気、切り花に向く、フェンスから顔を出して、ちょうどいい高さで咲く、環境によって逆にメリット。私は気に入ってます。
今回は、ピンクの強香、強健バラ「ナエマ」のご紹介でした。
私も初めてナエマからバラを育てて、後から考えると、かなり適当に世話してましたが、立派に育ってくれました。
文句なく初心者の方にもおすすめです!ぜひ育ててみてください。
ブッシュ仕立ての「ナエマ」について
ブッシュ仕立ての「ナエマ」を【夏剪定】して秋の花を咲かせてみました。
以下の記事も参考にして下さい。
では今回はこの辺で。ありがとうございました!
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