◇「マルクシャガール」
絞りのバラは好みが分かれますが、自分好みのドンピシャな花色があれば、最高です。
バッチリ庭のアクセントになります!
■品種情報
- 樹形 木立性
- 香り ほのかにティー系
- 開花性 四季咲き
- 樹高 1.5m
- 植え方 鉢植えにも地植えにも向く
- 作出 2013年 フランス デルバール
投稿者:ロザリオン
縁側で庭の花を眺めるのが好き。いつの間にやら100本以上のバラが育ってます。
◇選んだきっかけ
デルバールの「ペインター」シリーズ(絞りの花)に興味がありました。
何となくですが、ピンクと黄色の色合いに惹かれました。
「クロード・モネ」と迷いましたが、大輪の「マルクシャガール」を選択。
同じくデルバールのラベンダーピンク色の「ローズポンパドール」とも花色がよく合うかなと思ってます。
なんの品種か忘れましたが、ホームセンターで見かけた絞りのバラが花を咲かせていて、
ちょっと模様が汚く見えました。
(花が開ききっていたので、しょうがないんですが。)
絞りの花は好みじゃないなぁ
と思いこんでました、、、
いままで、購入を躊躇してましたが、もっと早く絞りの花の良さに気づけばよかった。
◇感想
絞り模様が美しく、咲く花、咲く花に失敗作がありません!
いい仕事してくれます。
どの花も、形よく綺麗な絞り模様で咲いてくれます
単色のバラと合わせると良いアクセントになってくれます。
ローズポンパドゥールの手前に鉢置きする予定。
ローズポンパドゥールは、アーチ誘引し枝を長く伸ばすために蕾を付けても摘んでいます。
秋にはコラボが見られそうなので楽しみです。
香りは微かなティー香
うちの庭だけかもしれませんが、香りは微かです。
房咲きになると微かなティー香を感じます。
株が大きくなったら、香るかもしれません。
ただその分、花持ちが良いので満足してます。
◇育て方
大苗で購入し9号鉢で育てています。
日常管理は特に他のバラと変わらず、
日当たり、風通しの良い所に置き、鉢土の表面が乾いたら、
鉢底から流れ出てくるまで水やりします。
花がよく咲き始める少し前ぐらいから、肥料をあげます。
※4月〜6月と9月〜11月緩効性肥料(油かす中粒など)を月に一粒、鉢土に埋めている。
地植えにした場合は基本、水やりや定期的な肥料あげは不要で、毎年冬に「寒肥」を施します。
半日陰で育てると花色がくすむかも
「マルクシャガール」は日当たりが良いところで本領を発揮するバラ。
ピンクと黄色がより鮮やかに染まります。
上の画像は曇りの日が1週間近く続いた時のもの
だいぶ花色合いが薄かったです。
これはこれで、白地にピンクの絞り模様も悪くないわよ
詳細なバラ苗の育て方は、以下の記事も参考にして下さい。
◇「マルクシャガール」のまとめ
■メリット
- 絞りの模様が素晴らしくその上、大輪
- 花持ち良く、花形、絞り模様が美しく乱れない
- 病気にも暑さにも強く、樹勢も良い
・初心者にもおすすめ! - 切り花に向く
- 地植えにも鉢植えにも向いている
■デメリット
- 香りは微か
- 半日陰は苦手
・日当たり推奨。半日陰で育てると花の発色が悪くなる注意!
最後に、「マルクシャガール」ピンクと黄色の絞り花、黄緑色の葉との対比。これだけでも十分絵になる美しい存在。
『縁側に腰を下ろして、眺めたときに背景には何が合うのかな』
と、想像してます。後ろに他のバラを置こうか、はたまたラベンダーにしようかなど思案中です。
これもバラを育てる楽しさですよね。
その他の絞りのバラなら、デルバールの「ペインター」シリーズのバラ達をバリエーション豊富なので、参考にしてみてください。
では今回はこの辺で!ありがとうございました。
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