◇「スイートチャリオット」の特徴・選んだきっかけ
おすすめ① 香り
なんといっても香りがある事。香るミニバラは結構珍しいです。
おすすめ② 花色
春のピンク、秋の紫、赤紫と花色が変化します。真っ赤な花が咲く時も!大きな魅力です。
おすすめ③ コンパクト
コンパクトにまとまるので、飾り方は色々。
選択肢が多くて楽しい。
鉢植えにして、ハンギングがおすすめ!
5号鉢に植え付けました。
注意するところ① まとめ植えタイプ
1つのポットに挿し木苗が4本まとめ植えになっているタイプが多いです。
まとめ植えされているのは、ボリュームが増して、全体的に花数が増えるからです。
長期的に育てる場合は、ひと苗が根を張るのに必要なスペースが足りないので、苗同士が干渉して、上手く育ちません。
一度ポットから、苗を取り出して、1本ずつ分けて鉢に植え直したほうが失敗が少ないです。
注意するところ② 枝の混み合い
枝が細く、株元からも出るので、混み合います。枝間を空けるように配置するか、枯れそうな枝は株元から切りましょう。
ハンギングにすると、枝を伸ばせる範囲が増えますし、風通しも良くなります。
■品種情報
樹形 ミニバラ(半つる性)
香り 中香
花形 ポンポン咲き
花径 小輪
開花性 四季咲き
植え方 鉢植えに向く
樹高 30〜50cm
作出 1984年 アメリカ ラルフムーア
投稿者:ロザリオン
縁側で庭の花を眺めるのが好き。いつの間にやら100本以上のバラが育ってます。
◇育ててみての感想、特徴など
育てやすい。
病害虫にも強いので、放置気味でも元気に成長してくれます。
コンパクトなので飾りかたは色々です。
他の花と並べてもよく合います。
細い枝は長く60cm程度は伸びるので、風通しが良いところに配置してやると調子が良くなります。
ハンギングは他のバラたちと干渉しづらいのでおすすめです。
◇香りは?
中香ですが、花の開き始めは強香並に香ります。
ダマスクとティ系です。
◇花色はピンク、紫、赤と変化満載!
春は濃いピンク、気温が下がるにつれ、
紫色が濃くなります。晩秋は赤紫色。時折、真っ赤な花が咲きます。花色の変化が楽しい品種です。
◇花持ちは?
花持ちはやや悪いです。
ですが、花付きが良いので、散っては咲き、散っては咲く感じが特徴です。
同じ作出者のミニバラ「グリーンアイス」に比べると花持ちが悪いですが、花付きと数は「スイートチャリオット」の方が多いです。
◇花付きは?
花付きは文句なく良い。
細い枝にも小輪花を房で沢山付けます。
◇トゲは?
少ないです。
枝が細いので、小さいトゲはまばらにあります。
株元は細いシュートが密集するので、
株元の整理をする時は気をつけて下さい。
トゲは小さく「プスッ」ではなく「チクッ」って感じです。
でも指先をケガしないように注意して下さい
◇樹勢は?
樹勢は普通ですが、小さいので忘れがちですが、気が付くと意外と伸びている。
そんな感じです。
枝は細いですが、上に伸びていきます。
垂れ下がりづらいです。
花付きは良いので、1年目から楽しめるかと思います。
◇耐病害虫性は?
枝が細く密集するため、風通しが悪くなる可能性があります。黒星病に少し注意。
虫の繁殖にも注意しましょう。
ちょいちょい、枝を広げてやってすき間を作ってやると調子が良くなります。
夏に少し間引き剪定しても良い。
あと、切り花に利用する場合は、定期的な薬剤散布でさらにきれいな株姿を維持できます。
◇まとめ
栽培難易度は、優しいです。
とても初心者向きです。
コンパクトなので、どこに飾るか迷う選択肢が多くて楽しい。
◇こちらのミニバラもおすすめ!
○グリーンアイス
花色は白。
開き切るとやや緑がかる。
たまに白い花弁に紅が指すこと有り。
残念ながら香りは無い。
枝はやはりミニバラなので細め、
伸びるとスイートチャリオットと比べ枝垂れやすく、枝先でもよく咲く。
上に伸びやすい赤紫系の「スイートチャリオット」とセットで合わせるのがおすすめ。
今回はスイートチャリオットの紹介でした。では、この辺で。
ありがとうございました!
コメント