◇「ナエマ」
春、夏、秋と毎度期待を裏切らず見事な花を咲いてくれるバラ「ナエマ」の【夏剪定】は我が家では恒例行事となりました。
そもそも何のために剪定するの?
いつまでにどの位置で切るの?
などなど、画像も織り交ぜてご紹介します。
投稿者:ロザリオン
縁側で庭の花を眺めるのが好き。いつの間にやら100本以上のバラが育ってます。
「ナエマ」についての、詳細は以下の栽培レビュー記事も参考にして下さい。
◇【夏剪定】前の「ナエマ」
枝がフェンスを軽々と超えています。
フェンス(1.5m)から花が顔を出すくらいの高さが我が家ではちょうど良いですが、各枝は2mを超え伸び続けているので、秋には3mに到達する模様。
夏に一度剪定しておかないと、枝先が高すぎて、秋の花が見づらくなる問題があります。
剪定とは関係無いですが、右のアーチに洗濯物が干されていました。
最近、風でなびいた洗濯物が枝に引っかかって困ってるのよね😠
アーチの使い方間違ってないかな
◇【夏剪定】後の「ナエマ」
全体の長さの約1/3くらいを切り、フェンスより枝先が少し出るくらいの高さになりました。
高すぎて花が見づらい問題は夏に低く剪定することで、解決できます。
◇【夏剪定】の時期
9月を基準として、早咲きのバラは、9月上旬、遅咲きのバラは、8月下旬に行います。
「ナエマ」は遅咲きなので、8月下旬に行いました。
夏剪定後、2ヶ月ほどで花が付くと予想して、8月下旬に剪定したら10月下旬頃に咲き出します。
◇今回の夏剪定の目的
今回の夏剪定には、主にどんな目的があるのか?
3つあります。
夏剪定の目的3つ
- 高く伸びた枝を低くする
- 枝を間引いて風通しを良くする
- 秋の花が咲くタイミングを合わせる
1. 高く伸びた枝を低くする
ナエマは、太い枝が上に真っ直ぐ伸びる特徴があるので、枝を曲げたりせずにそのまま真っ直ぐ伸ばす「ブッシュ仕立て」にしています。
管理が楽で「ナエマ」の特徴に合った仕立て方だと考えてます。
高さは、夏の時点で2m超えるので、秋の花が下から見やすい高さに剪定します。
切らずにこのまま、ドンドン大きくしても良いんでしょ?
もちろん、庭に余裕があればOKです、うちは残念ながらスペースが限られてるので。
2. 枝を間引いて風通しを良くしたい
枯れた枝、日が当たらない細い枝をカットして、株全体の風通しを良くします。
3. 秋の花が咲くタイミングを合わせたい
春の花が咲き終わる頃になると、それぞれの枝は、気まぐれで伸び始めるので、長さに差が出ます。
夏剪定で、枝を切りそろえることで、切った先から、新たに花枝が伸び始めるので、秋に花が咲くタイミングを合わせることができます。
◇夏剪定しない方が良いケース
「花の咲くタイミングはバラにまかせたい」、「少しでも枝葉を残して株の成長を優先したい」という場合は、無理に夏剪定する必要はありません。
また、夏剪定しない方が良いケースもあります。
夏剪定しないケース
- まだ若い苗
- 9月中旬を過ぎた場合
- 一季咲きのバラ
1. まだ若い苗
新苗はもちろん大苗もそうですが、植え付けて1年目は、株を大きくするために、枝葉を少しでも残しておきたいので、夏剪定はしないようにしています。
2. 9月中旬を過ぎた場合
時間が取れずに、剪定出来ないまま9月中旬を過ぎ、秋に突入してしまったら、剪定は控えています。
気温が下がってくると、切ったあとに出てくる芽が花枝にならない(花が咲かない)場合があるので、剪定せずに秋までそのまま伸ばして咲かせたほうが安心です。
スペースの問題で枝が伸びすぎて収拾がつかない場合は、切ってしまっています。
3. 一季咲きのバラ
一季咲きのバラは、春に咲かせるための花芽が、前年の夏頃から枝に作られるので、夏に枝を深く切ってしまうと、翌年の春に咲く花数が減ってしまう事がありますので、基本的には花後に剪定し、夏場は、不要な枝を間引く程度にしましょう。
◇剪定のしかた
秋の開花をイメージしながら、剪定箇所を考えるのは、楽しい時間です。
今回は、秋までに50cmは伸びると考えて、[後ろの枝]は、フェンスから少し枝先が出る高さにして、[手前の枝]は、さらに3、40cm程短く、後ろの枝と段差をつけて切ることにします。
それぞれの枝を、手前と考えるか、後ろと考えるかは、切りながら区別しようと思います。
イメージが浮かんできたら、切って行きます。
切っていく順番
- 高さを揃える
- 不要な枝を切る
剪定に使うはさみは「剪定鋏」ベストです。手入れして長く使えるものを選びましょう。
手入れのしかたについては、以下の記事にまとめましたので、参考にして下さい。
1. 切る位置(高さを揃える)
枝葉でうっそうとしてるので、先に高さを揃えて行きたいと思います。
切りたい高さが決まったら、外側に出ている葉っぱの生え際の上5mmくらい上で切ります。
気温など環境にもよりますが、切って1週間後には葉の生え際から芽が出てきました。
また、外側の葉を選ぶ理由は、出た芽が外側に伸びた方が、枝間が空いて内側が混み合いにくくなるからです。
中まで日が入りやすくなり、風通しも良くなります。
横に広がりすぎたり、スペースが限られている場合は、内側で切る場合もあります。状況によって調整して下さい。
結局この芽、11月を過ぎた頃には1m以上伸び、地面から2mの高さになりました。もう少し低く切れば良かったなと。
切り始めたら、「あ、少し短く切りすぎたかな?」とか迷ったりしますが、
深く考えるのはやめて、気軽にスパスパ切りました。
はい、高さを揃え終えました。
かなりフィーリングで切っちゃいました
2. 不要な枝を切る
次は、不要な枝を切りましょう。
不要な枝
- 枯れていたり、黄色く変色している枝
- 日が当たらなそうな小枝
不要枝を切るときは枝元から切りましょう。
不要な枝の例1
日が当たらない小枝
後ろの枝とかぶって見づらいのですが、画像の赤丸の辺りが生え際です。
枝の下の方から出てきた小枝で葉が数枚出ているのですが、内側に伸びてしまっており、上の枝葉に光を遮られていて、これ以上伸びてくる気配もありません。
風通しを良くするために、枝元から切ることにします。
逆に日が当たりそうな小枝は、葉っぱから養分を作り出せるので、残しておくのも有りです。
不要な枝の例2
この枝は鉛筆くらいの太さがあって上々なのですが、生えてきた場所が悪くて、上の枝葉の影になってしまっていたので枝元から切りました。
不要な枝の例3
これも、やや下の方から出た枝ですが、混み合った場所から生えていて、上の枝葉の勢いに負けて日に当たらないので、枝元から切りました。
だいぶスッキリして、風通しも良くなったんじゃないかと。
今年はこんな感じで【夏剪定完了】です!
株元の廻りから雑草が生えてきてるわね。なんか気になるわ。
そのへんの草取りも後でやっときます。
秋にどう咲くか楽しみだね!
◇まとめ
夏剪定すると、やっぱり見た目もサッパリしますね。
株が大きくなって、枝葉がうっそうとしてきたら、風通しも良くなり、病害虫発生の予防にもなるので、おすすめです。
作業する時には「虫刺され」と「熱中症」には注意して下さいね。
夏剪定は、特にやらなくても、育ちますし、花も咲かせてくれます。
全てのバラにとって必須の作業では無いので、バラの好きなようにさせるのも良い育て方だと思います。
どうしても庭のスペースは限りがあるので短くするしかない。
花を自分の思い描いた場所とタイミングで咲かせたい。
などの状況によって、必要になるテクニックです。
そして秋になり、、、
11月になり、夏剪定した「ナエマ」が荒ぶっています。
伸びる、伸びる。2m超です。
ぼくは、もう高くて見えない高さだしね
フェンスから1m以上飛び出しましたね。
来年はもっと短く夏剪定しても良いかもです。
むしろ、この元気さが好きです。
今回はブッシュ仕立てのつるバラ「ナエマ」の夏剪定でした。少しでも参考になれば幸いです。
今回はこの辺で、ありがとうございました!
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