「ベル ロマンティカ」は、フランス・メイアン社による名花。タンポポを豪華にしたようなかわいい丸弁ロゼット咲きにレモンティーの香りがとても魅力のバラです。うどん粉病や黒星病に強く、初心者にも育てやすい点が大きなポイント。

我が家では3年ほど鉢植えで栽培していますが、特に春と秋の花がとても美しく、香りを楽しむのが日課です。ティ香はほんのり香るのが当たり前だと思ってましたが、この鮮烈なティ香は貴重。このような香りを持つ品種は決して多くないと思います。
ベル ロマンティカの魅力3選

- ①美しいロゼット咲き:ころんとした丸弁の整ったロゼット花が咲き、花付きも良好。
- ②強く上品な香り:香りは強めで、まるでレモンティーのような清々しさ。育ててみて一番驚いた魅力です。
- ③病気に強い:黒星病・うどん粉病ともにほぼ発症せず。葉をたくさん保ちやすい健康優良バラ。

この香り…まさに午後のティータイムにぴったり。見た目も癒しもパーフェクトだね!

まん丸のお花、ずっと見ていたくなる〜♡ 病気に強いから私でも育てられそう!
コンパクトだから、洗濯物の邪魔にもならないわ。

基本データ

- 系統:シュラブ(S)
- 作出:2015年/フランス・メイアン社
- 花色:ソフトピンク〜アイボリー
- 花径:8〜10cm(中大輪)
- 花形:ロゼット咲き、丸弁カップ
- 香り:ティー香(中〜強香)
- 開花性:四季咲き
- 樹高:約1.2m、直立〜半横張り
- 耐病性:非常に強い(特に黒星病)
- トゲ:少なめ

投稿者:ロザリオン
縁側で庭の花を眺めるのが好き。いつの間にか、100本以上のバラが育ってます。
Instagramでは育成の様子や開花リールも配信中♪👉 @rosalion_garden
育てて感じた注意点

特に大きな弱点はありませんが、春先の芽出しの時期に緩効性肥料(油かす)をしっかり与えてやりたいところです。
また、週に一度液肥も与えてやると、さらに豪華な花が期待できます。
夏の高温期は少し花形が乱れることもあります。雨には強い方ですが、茶色く傷むと、わずかでも目立つので注意が必要です。

春のレモンティ香をキープするには、芽出し肥と日当たりを確保してあげて下さい。
夏場は少し日影をつくってあげるのがおすすめです。
まとめ

「ベル ロマンティカ」は、バラ初心者にもおすすめできる丈夫で育てやすい品種です。ロゼット咲きの整った花形と、レモンティーのような爽やかで上品な香りが魅力で、鉢でも庭でも映える一株。香り重視派のあなたにもきっと満足していただけます。

では、今回はこの辺で。
ありがとうございました!
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