【育てて実感レビュー】白バラ「ジャクリーヌ・デュ・プレ」 ┃ 白い花弁と黄金のシベ、一斉に咲く姿は圧巻!

スパイス系

ジャクリーヌ・デュ・プレは、白い半八重の花と、黄金色のしべが印象的な品種です。花形はクラシックで気品ある佇まいですが、しべの印象が強烈で独特な個性を持ち合わせています。つぼみは淡くピンク。咲き進むにつれて純白へ変化するその姿は、まるで絵画のようです。

ジャクリーヌデュプレの外観(9号鉢植え)
ジャクリーヌデュプレの外観(9号鉢植え)

香りと切り花としての楽しみ方

ジャクリーヌデュプレの花
ジャクリーヌデュプレの花

香りは強くはないものの、ムスクや紅茶を思わせる上品でやさしい香りがふんわりと漂います。開き始めに切り花にすると数日間美しさを保ち、リビングや玄関に飾ると、空間を上品に演出してくれます。控えめな香りなので、室内でも快適に楽しめるのも魅力です。

ロザリオン
ロザリオン

しべは、黄金色や赤色にもなり、どちらも美しいです。白色とのコントラストが気品の極み。

ロザリオン近影

投稿者:ロザリオン
縁側で庭の花を眺めるのが好き。いつの間にか、100本以上のバラが育ってます。

Instagramでは育成の様子や開花リールも配信中♪👉 @rosalion_garden

詳細プロフィール

ジャクリーヌデュプレの花径は8cmぐらい
花径は8cmぐらい

育て方のポイントと注意点

ジャクリーヌデュプレ 七分咲き中の様子
ジャクリーヌデュプレ 七分咲き

  • 日照:朝〜昼過ぎの直射日光が理想。半日陰でも育つが、花数を増やすには日向がベター。
  • 剪定:春の古枝整理、開花後の軽い切り戻しで返り咲きを促進。
  • 病害虫:黒星病に注意。風通しの良い場所と薬剤散布で予防を。
  • 樹形:枝は細くしなやか。オベリスクや小型トレリス向きで、狭いスペースでも扱いやすい。

ロザリオン
ロザリオン

細い枝が優しく揺れて、花の姿が浮いて見える。枝が細いから仕立ても楽です。

もみ
もみ

香りは控えめだけど、そのぶん室内に飾っても心地よいよ。白バラ派にはぜひ見てほしいな。

まとめ

ジャクリーヌデュプレのそばを通ると、時折ふわっと香ります
そばを通ると、時折ふわっと香ります

ジャクリーヌ・デュ・プレは、繊細で優雅な花姿とやさしい香りを持つバラ。管理も難しくなく、スペースの限られた庭やベランダにもぴったりです。オベリスクや支柱仕立てでコンパクトにまとめれば、限られた空間でも美しく楽しめるでしょう。白バラ好きや、クラシカルな雰囲気を求める方に特におすすめの一品です。

今回はこの辺で。

ありがとうございました!


コメント