
香り重視でバラを選びたい方に強くおすすめしたいのが、フランシス・デュブリュイ。深く濃いベルベットレッドの花色に加えて、強く甘く広がる芳香は格別です。ティーローズの名花として、世界中の愛好家から根強い人気を集める品種です。

投稿者:ロザリオン
縁側で庭の花を眺めるのが好き。いつの間にか、100本以上のバラが育ってます。
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特徴と育て方

樹高は約90〜120cmで、コンパクトにまとまる木立性のティーローズ。
返り咲き性があり、春〜秋にかけて繰り返し花を咲かせます。枝はやや柔らかく、剪定もしやすいため、鉢植えや狭いスペースでも育てやすい品種です。
耐病性は比較的あり、初心者でも育てやすいバラといえるでしょう。ただし、風通しの良い環境は必要です。

花も小ぶりで樹形もコンパクトなんです。なのに香りはそりゃもう最高です。

鉢植えでも楽しめるなんて、スペースが限られたお庭にもぴったりだね!
魅力【香りが主役】

最大の魅力は、何と言ってもその香り。
濃厚なダマスク香に、アップルや紅茶を思わせるティー系の甘さが混じり合い、庭の中でもひときわ香り立つ存在です。
花瓶に飾るだけで、部屋中に芳香が広がるほど。香り重視の方には、まさに理想のバラといえます。

これぞ“香りの芸術”。一輪でも存在感がすごいんです
注意点

フランシス・デュブリュイは繊細な花弁を持つため、真夏の直射日光で花弁が日焼けして傷むことがあります。
日差しの強い季節は、半日陰の環境や午後から日陰になる場所での管理がおすすめです。
また、香りが強い分、花持ちはやや短め。開花から3〜4日でカットし、早めに楽しむのが◎。

日差しが強すぎる日は、帽子とサングラスをかけてあげたいわ
まとめ

フランシス・デュブリュイは、「香りを第一にバラを選びたい」という方にぴったりの品種。
クラシカルな花形と深紅の色彩、そして何より忘れられないほどの香りが、このバラの最大の魅力です。
鉢植えでも楽しめるサイズ感で、ベランダや玄関先でもその香りを堪能できます。
夏場は花の日焼けに注意しながら、半日陰のロマンティックローズとして育ててみてください。



玄関に置いておくだけで、“ようこそ”の香り演出が完成するわ
では、今回はこの辺で。
ありがとうございました。
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