【育てて実感レビュー】絵画のように咲くバラ「レオナルド・ダ・ヴィンチ」|花も株も美しさと強さを両立!

つる性

8号鉢植えのレオナルドダヴィンチ
8号鉢植えのレオナルドダヴィンチ

「病気に強くて、長く咲いて、美しいバラを育てたい」──そんな人におすすめなのが、フランス・メイアン社作出の名花「レオナルド・ダ・ヴィンチ」。発色がとても良く花弁が厚いロゼット咲きの花が咲き、庭の中でまるで一枚の絵画のような存在感を放ちます。

特徴と魅力

レオナルドダヴィンチの花
レオナルドダヴィンチの花

レオナルド・ダ・ヴィンチは、鮮やかで優雅なローズピンクのロゼット咲き。花径は7cm前後で、30〜80枚の花弁が美しく重なります。我が家ではほぼ春の一季咲きですが、晩秋にも咲きます。

香りは控えめなティー香。強香ではないものの、上品でどこか懐かしいような香りです。

樹形と育てやすさ

伸びた枝を窓際に誘引中
伸びた枝を窓際に誘引中

高さ1.2〜1.5m、幅1mほどのコンパクトなシュラブ樹形で、鉢植えや小さな庭にもおすすめ。

直立性でまとまりやすく、初心者でも管理がしやすいのも魅力です。

とにかくしっかりした艶のある花びら

開き始めのレオナルドダヴィンチの花
開き始めのレオナルドダヴィンチの花(雨上がり)

ロザリオン
ロザリオン

花びらの質感はまるで蠟細工のようです。光沢があり、色ムラが少なくとても美しい花です。

黒星病やうどんこ病に強く、花びらがしっかりしているため雨にも比較的強いです。夏の暑さや湿気にも耐えるため、日本の気候でも育てやすいバラの一つといえます。

栽培のコツと注意点

レオナルドダヴィンチ咲き始め
レオナルドダヴィンチ咲き始め

日当たりと風通しの良い場所で育てると花付きが良くなります。咲き終わった花はこまめにカットすると、次の花が付きやすくなります。

つぼみをつける前の初春(3月以降)から、緩効性肥料+液肥を与えると、安定した株の育成と連続開花が楽しめます。枝が硬すぎず剪定もしやすいため、初心者の方にも扱いやすい品種です。

春の花が終わったら、枝が成長してきますので、大きくしたい時は、上向きにまとめて支柱等に固定してあげて下さい。

コンパクトにまとめたい時は、花が終わりに適当な長さに切っています。夏、秋に枝が伸びてきますが、深く切りすぎずに邪魔になる部分を最小限に剪定しましょう。

こんな人におすすめ!

窓際に誘引したレオナルドダヴィンチ
窓際に誘引したレオナルドダヴィンチ

  • 初めてバラを育てる人
  • 病気に強くて管理しやすい品種を探している
  • 絵になるようなロゼット咲きが好きな方
  • 切り花にも使える花持ちの良い品種を求めている方

まとめ

レオナルドダヴィンチの花
レオナルドダヴィンチの花

レオナルド・ダ・ヴィンチは、美しいロゼット咲きの花を楽しめるうえ、育てやすく病気にも強いという、見た目と実用性を兼ね備えたバラです。

名前にふさわしく「芸術性のあるバラ」。手間をかけずに華やかさを演出したい人にはぜひおすすめしたい一品です。

では、今回はこの辺で。

ありがとうございました!


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