2022年 庭で花咲く「春」のバラ おすすめ品種10選! 香り・花形・日持ちは?

庭で花咲く春バラ10選 バラ

🔶今年、庭で咲いた「春」のバラ

「春」は、バラを育てている人にとって、待ちに待った1番楽しい季節です。

私も庭のバラを休眠している冬場に、寒肥、冬剪定、誘引といった開花に向けた準備を2ヶ月かけてコツコツ行った、春待ち人の1人です。

暖かくなってくると、毎朝庭に出て、出勤する時間まで、「うちのバラの花はどれくらい開いてきたかなぁ」と確かめてます。不思議と飽きません。

いつも始業にギリギリ間に合う時間まで庭にいるので、会社に行くと「最近いつもギリだな」と言われます。

ロザリオン
ロザリオン

「春と秋は勘弁して」と心の中でつぶやく

今回は、春に庭で咲いた花を10種に絞ってご紹介します。どのバラも本当にキレイに咲いてくれたので、選別に悩みました。

写真画像だと、色合いなどは、なかなか伝わりにくい部分ありますが、何枚か撮ってみて実物に近い色合いの画像を極力使いました。

ロザリオン近影

投稿者:ロザリオン
縁側で庭の花を眺めるのが好き。いつの間にやら100本以上のバラが育ってます。

詳細プロフィール

🔸内容について

今回、庭で咲いた花を「香りの強さ」、「花形」、「花持ち」について、🌟(1)〜🌟🌟🌟🌟🌟(5)の5段階で個人評価しました。

※「花付き」については、木のサイズに左右されますので、評価外にしました。


🔶①「フロレンティーナ

フロレンティーナ

性質:つる性
開花時期:返り咲き
花のサイズ:中輪
香りの強さ:🌟(1) 
花形: 🌟🌟🌟🌟🌟(5) 
花持ち:🌟🌟🌟🌟🌟(5)

◇「フロレンティーナ」のコメント

香りはほぼないですが、非常に病気に強く、枝葉、花弁はピカピカ。

花色にはムラがなく、純粋な赤色の花が、キレイに咲きそろってくれました。

散るときは、赤色のまま花弁の縁が茶色くなっていき徐々にしぼんでいきます。

バサッと散らないので掃除が楽。
地植えか、大きめの鉢で育てるのがおすすめです。

栽培レビューです。


🔶②「ブルームーン」

美しすぎる花形。

香りは、強いブルー香。

ブルームーン

性質:木立性
開花時期:四季咲き
花のサイズ:大輪
香りの強さ:🌟🌟🌟🌟(4) 
花形: 🌟🌟🌟🌟🌟(5) 
花持ち:🌟🌟🌟(3)

◇「ブルームーン」のコメント

大輪で花形が美しく、かつ、
上品で強い香りが特徴です。

花持ちは普通です。

生育面では、やや気難しい所が感じられます。今年は秋の花を咲かせる事が出来ませんでした。残念。

ロザリオン
ロザリオン

去年は、結構咲いたんです。

鉢植えなら夏の間は、午前中だけ日が当たる場所に移動したほうが、順調に成長すると思います。

黒星病が拡がって葉落ちした場合でも、芽を出すのが遅くなるので、定期的に殺菌剤で病気の防除をおすすめします。

冬に12号鉢に植え替えたこともあり、夏場、日当たりの良いところに置きっぱなしでした。

鉢土の温度が上がりすぎ、夏バテしたのか、また、苗と比較して鉢が大きすぎたため、水はけが悪かったのか?

という反省点が有ります。

1度ヘソを曲げられると、後のご機嫌取りが大変です。

素晴らしい花を咲かせるだけに、状態良く管理したい所です。


🔶③「キングローズ」

キングローズ

性質:つる性
開花時期:1季咲き
花のサイズ:大輪
香りの強さ:🌟(1) 
花形: 🌟🌟🌟(3) 
花持ち:🌟🌟🌟🌟🌟(5)

◇「キングローズ」のコメント

脇役にも主役にもなれるバラ

低いフェンス(高さ1.5m)に誘引しています。

春になると、各枝から一斉に小輪の花が房咲きして、フェンス1面をローズピンクで覆ってくれます。

前面に植栽している植物は、ローズピンクの花をバックに咲きますから、花色が更に際立ちます

もちろん、キングローズ単体でも開花した枝を1本切れば、立派なブーケになります。

脇役にも主役にもなる我が家には無くてはならないバラ。

昨年冬に誘引したときの話ですが、若いシュートを曲げようとして、2本立て続けに根本から折ってしまい、「春の開花ボリュームが確実に減ったなあ。」と少し諦めていましたが、予想を覆す大量の花で出迎えてくれました。
春だけの一季咲きですが、これだけ楽しめれば十分です。

栽培レビューです。


🔶④「コンテドゥシャンボール」

昨年の冬迎えた大苗(8号鉢で栽培)

コンテドゥシャンボール

性質:半つる性
開花時期:繰り返し咲き
花のサイズ:中輪
香りの強さ:🌟🌟🌟🌟(4) 
花形: 🌟🌟🌟🌟🌟(5) 
花持ち:🌟🌟🌟(3)

◇「コンテドゥシャンボール」のコメント

これもまた花形が美しい。濃いピンクの艶やかな花。豪華な花付き。昔の品種とは思えない完成度の高さを感じます。可愛らしい花です。

昨年冬の大苗から、今年の春で10輪以上咲きました。

香りが強く、毎朝花の開き具合を確認して意気揚々と出社しますが、寄りの駅に着いた時点で、香りを思い出して家に帰りたくなります。

樹勢は普通なので、コンパクトに育ち、冬に購入した大苗が春にはしっかり花を付けてくれました。


🔶⑥「レオナルドダヴィンチ」

レオナルドダヴィンチ

性質:つる性
開花時期:返り咲き
花のサイズ:中輪
香りの強さ:🌟(1) 
花形: 🌟🌟🌟🌟🌟(5) 
花持ち:🌟🌟🌟🌟🌟(5)

◇「レオナルドダヴィンチ」のコメント

ダヴィンチの花が素晴らしいのは、花弁が丈夫で雨にも強い。

花弁にシミやくすみが極端に少なく、蝋細工のようです。

画像では分かりづらいのですが、実際に花を見てみるとよくわかります。
毎年、見たくなる花の1つです。


🔶⑦「ソニアリキエル」

ソニアリキエル

性質:つる性
開花時期:繰り返し咲き
花のサイズ:中大輪
香りの強さ:🌟🌟🌟🌟🌟(5) 
花形: 🌟🌟🌟🌟🌟(5) 
花持ち:🌟🌟🌟🌟(4)

◇「ソニアリキエル」のコメント

今春のソニアリキエルの咲きっぷりは見事でした。

ロゼット咲きでソフトピンク中心部は琥珀色に染まります。

香りは健在。強香な上に質が良いです。
フルーツ香の蜂蜜、ベリー系。

花持ちは強香種の中では良く、切り花にしても香りが落ちないので、室内に飾るのも良いです。

栽培レビューです。


🔶⑦「レディエマハミルトン」

レディエマハミルトン

性質:半つる性
開花時期:四季咲き
花のサイズ:中輪
香りの強さ:🌟🌟🌟🌟🌟(5) 
花形: 🌟🌟🌟🌟(4) 
花持ち:🌟🌟🌟(3)

◇「レディエマハミルトン」のコメント


今年の花も香り・形ともに良く、最高の状態で咲いてくれました。

去年は夏バテで葉を落とし、秋もつぼみは付けましたが、体力温存のために摘蕾しました。

去年の夏以来の開花になりました。甘いフルーツの強香です。


エマの花が咲くと、「まずは紅茶でも」と、のんびり縁側で鑑賞したくなる。

そんなバラです。そのために縁側の正面に地植えしています。

栽培レビューです。


🔶⑧「ランタンシトロイユ」

ランタンシトロイユ

性質:半つる性
開花時期:繰り返し咲き
花のサイズ:中大輪
香りの強さ:🌟(1) 
花形: 🌟🌟🌟(3) 
花持ち:🌟🌟🌟🌟🌟(5)

◇「ランタンシトロイユ」のコメント

香りはほぼ無し。花形は好みが分かれると思うので、🌟(3)にしました。

個人的にはランタンシトロイユの花は大好き。

オレンジ、イエロー、ピンクの色の花弁が複雑に入り交じりモザイク模様になります。そこが魅力的。

小さい頃におもちゃ屋に行ったときのワクワク感に似た感情が湧き上がります。

今年はどんなふうに咲いてくれるかなと楽しみにしています。あと、我が家では1番始めに咲き始めるのも特徴です。早咲きのバラです。
花持ちはとても良く、1番始めに咲いた花が劣化することなく次の花と一緒に咲きそろいます。

栽培レビューです。


🔶⑨「アミロマンティカ」

「アミロマンティカ」中央と「キングローズ」のコラボ

性質:つる性
開花時期:繰り返し咲き
花のサイズ:中輪
香りの強さ:🌟🌟(2) 
花形: 🌟🌟🌟🌟(4) 
花持ち:🌟🌟🌟🌟(4)

◇「アミロマンティカ」のコメント

中心がピンクで縁が白のお皿のようなシャローな花が咲きます。見た目は鮮やか。花持ちも良いです。
後ろに濃いピンク色のバラを咲かせて組み合わせると、花色が、更に引き立ちました。
樹勢は強すぎず育ってくれるつるバラなので、地植えはもちろん、鉢植えにも向いてます。


🔶⑩「ドフトボルケ」

ドフトボルケ

性質:木立性
開花時期:四季咲き
花のサイズ:大輪
香りの強さ:🌟🌟🌟🌟🌟(5) 
花形: 🌟🌟🌟🌟(4) 
花持ち:🌟🌟🌟(3)

◇「ドフトボルケ」のコメント

甘く濃厚なフルーツ系の強い香りがします。大輪で花形も非常に気に入りました。

花色は、赤色ですが、温かみを感じる「朱色」です。切り花にして、玄関に飾って楽しみました。


今回は、我が家の庭で咲いた「春」バラのご紹介でした。

最後までご覧頂き、ありがとうございました。

コメント